その前に・・・ Outlookのリボンは他のOfficeアプリに比べて特殊です Officeのアプリのリボンは、通常アプリごとに1ファイルですが、Outlookは25あります 一覧はこちら・・・https://msdn.microsoft.com/ja-jp/library/office/ee704589(v=office.14).aspx
わからなくなったら次の手順で確認できます 対象の画面を開き、リボンのカスタマイズ画面を呼び出します 画面右下のImport/Exportボタンをクリックし、Exportを選択します ここの出力ファイル名の()内に、olkexplorer、olkmailitem等が入りますので確認することができます
*** 配布台数が少なく、手作業でよい場合 *** ・配布台数が少ない場合は、次の手順でOKです 1. リボンを修正する 2. リボンのカスタマイズ画面でExportする 3. 配布先の画面で2のファイルをインポートする 以上でOKです
*** 配布台数が多い場合 *** 【1. 配布用ファイルを作成する】 ・配布用のリボンを作る最も簡単な方法は、Outlookのリボンを手作業で修正する方法です (リボンエディタや、Visual Studioでxmlファイルを編集する方法もあります) すると、%localappdata%\Microsoft\Office フォルダにそれぞれのリボンが作成されます ・上記ファイルを配布先から見える共有フォルダなどにコピーします
【2. VBAでファイルのコピーを行う】 - OutlookのVBAを開きます - Microsoft Outlook ObjectsのThisOutlookSessionを開きます - ApplicationのStartupを作るか、Private Sub Application_Startup()を作成します - 上記の共用ファイルを、%localappdata%\Microsoft\Office フォルダにコピーする設定をします (条件などがあれば追加してプログラミングしてください)
*** OTMファイルの配布 *** OutlookのVBAプロジェクトファイルは、%AppData%\Microsoft\Outlookフォルダに、拡張子OTMファイルとして保存されています このファイルを入れ替えれば、プログラムを配布したことになります ※私はOutlook2003の時にアドインを作りましたが、Outlookのアップデートが発生するたびにアドインが動かなくなるという問題にぶつかり、それ以降アドインにするのを辞めてしまいました。OTMのVBAであれば問題は発生しませんでした
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